【小澤隆生】本業と副業の境目はなくなる
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「副業」で様々な方を採用するギグパートナー制度を始めたヤフー。どんな気づきや、変化があったのか、ヤフー小澤隆生COOにお伺いしました。リモートワークが、副業を解放しています。
現在、一旦、小澤COOの管轄していたギグパートナーは3ヶ月期間を終えて、一旦終了。ヤフーによると、各部門ごとに専門知識がある方などがギグパートナーとして新たに採用され働いているそうです。今まで一つの企業で占有され、「埋蔵」されていたニーズのある人材が、あちこちで引っ張りだこになっていきそうです。
注目のコメント
とにかく、ひろゆき氏の勤勉さと発想のロジカルさと閃きが素晴らしかった、という報告を聞いてます。
無論、他にもダイバシティ極限大のギグパのみなさんから様々なアイデアや指摘を頂きました。
0期生にご応募、参加してくださいました皆さん、本当にありがとうございました。このご縁を引き続き大事にして参ります。副業者を雇用することで自社の在り方を見直せたことが一番大きかったのではという印象を持ちました。風通しがいいと思っていたけど、結構忖度しているんだとか、正社員中心だとか。インタビューでも触れられていますが、この話を突き詰めていくと、経営学でも1970年代後半から90年代くらいにかけて結構議論された「会社という組織は必要なのか、(当時はそんな言葉なかったですが)ギグワーカーだけでよくないか」という本質的な課題に突き当たります。当時は取引コスト(TC)が下がるとか、知識の創造と蓄積が大事だとかでしたが、もう一度今の環境で考えてみる必要はあると思います。
佐藤さんが指摘されているように、コンサルの話もなるほどと思いました。新規事業に関してはコンサルタントは質問されたらロジカルに答えなければいけない。「面白そうだから」というのは許されないというのもありそうです。面白いのが、副業者とコンサルの比較です。
もちろんコンサルのように体系だったペーパーは出てこないし、そんなの知っているよ!というプランも多い。でも副業者のアイデアの中には実際採用しようとしている事業アイデアもあるとか。玉成混淆だが、コンサルより安いのが魅力とも。優秀な副業者が本業の人を脅かす、今後、そんなフェーズが増えるかもしれません。