[東京 22日 ロイター] - S&Pグローバル・レーティングは22日、トヨタ自動車の長期発行体格付けのアウトルックを「ネガティブ」から「安定的」に上方修正したと発表した。

長期・短期格付け「A+/A─1+」は据え置いた。

S&Pはトヨタについて、中国と米国での自動車販売の拡大、高い製品競争力、強固なサプライチェーンに支えられ、今後6─18カ月間、業績の回復が着実に続くとみている。その結果、同社の自動車事業のフリーオペレーティングキャッシュフロー(FOCF)は2022年3月期に1.2兆円超に回復し、同社の強固な財務基盤はさらに強化される可能性が高いという。