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三菱UFJFGの2020年4-12月期連結業績は、同社発表の四半期決算からの集計にて、純利益1兆1912億円で、前同比マイナス24.8%(前同1兆5834億円)でした。業績が低迷しているように見えますが、2020年4-6期(純利益1834億円)、7-9期(純利益4008億円)、10-12月期(純利益6070億円)を並べると、急速に回復しています。
ただし、在宅勤務の拡大により大都市の都心部の店舗の意味が薄らいでいるように感じます。デジタル技術の活用などで、三菱UFJ銀行だけでも1万人分近くの業務量を削減する計画を掲げています。労組の賃上げ要求の見送りは、雇用維持の要求に舵を切っているものと思われます。
直近の金融庁の発表の資料によると、「みずほFG、三菱UFJFG、三井住友FG、三井住友トラストHD、りそなHD、新生銀行、あおぞら銀行」については、新型コロナウイルス感染症の影響拡大を受けた「2020年4-9月期決算」は、当期純利益は前年同期に比べマイナス32.5%と減少したことが報告されていますが、三菱UFJFGの業績の傾向と同じと思われます。