2021/2/13
【読書】今、あらためて「ハラリの提言」を読み直す
NewsPicks編集部が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、話題の書籍の要約をお届けする連載「10分読書」。
今回は『緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー』(河出書房新社)をお届けする。
ぜひ、週末のひとときで新たな知識を手に入れてほしい。(3454文字)
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今週の10分読書では、『サピエンス全史』の著者であるユヴァル・ノア・ハラリ氏のオピニオンを取りまとめた『緊急提言 パンデミック』です。
昨年10月に出た本ですが、新型コロナの影響が今もなお続いていることに加えて、尾を引くようにオリンピックや政治問題が続き、国際情勢も余談を許しません。改めてハラリ氏の指摘を、頭に留めておきたいです。
「生きること」「生きていること」「生かされていること」の意義を、一人ひとりがしっかり考えることが大切。そのとおりですね。
「生」を考えた人たちの行動が社会を変え、パンデミックを収束させるでしょう。
「自分は一時的な存在であり、かならず死ぬ」という事実にも向き合わなくてはならない。
この感覚は本来日本人の本質として持っているものだとおもう。
ただ医療が発達したことで、医療に期待しすぎたり頼りすぎたりして、生への執着が過剰になっている気がする。
良い意味での諦めというか、自然の摂理に抗わず受け入れる感覚は常に持っておきたい。
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