先月の「モーニングサテライト」で取り上げたように、ECBによる「グリーンQE」は、決して概念的な可能性ではなく、現実的なオプションになってきたように感じます。 欧州委員会とラガルド総裁の「グリーン」に対する強い意識を踏まえると、ECB理事会としても、いつまでも難点に拘るよりも、現実的かつ副作用の少ない形を模索する方が望ましいという判断はあり得ます。 今年は、いわゆる復興基金の資金調達の一部がグリーン債として発行されることになるほか、ECBも金融政策の見直し結果を年中盤に公表するだけにタイミングも好適です。
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