欧州の景気回復に遅れみられるが、年央からは加速=ECB総裁
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これには、文脈がある。5日(金)、100人以上の経済学者が、各国経済を助けるために、ECBに借金の帳消しを求めたのだ。そして、ラガルド総裁はこれを拒否した上で、「2021年は回復の年になるだろう。景気回復は遅れているが、痛烈な打撃は受けていない」と述べたのである。
1〜3月期は完全に仮死状態、4〜6月期に目覚めて、7〜9月期以降に長いリハビリが始まるというシナリオは、EUで共有されている回復パスです。
1〜3月期で仮死を脱するか否かは、もはやワクチン接種が進む目処が立つかどうかだと考えられます。逆を言えば、とりあえずワクチン接種を推し進めるという政治的な決意が、当局による予測の前提にあるわけです。
ワクチンの副作用に関する狂想曲が日本で展開されるとして、やはり事情が軽いからではないかと思われます。切羽詰まっているヨーロッパの方が、なし崩し的にワクチン接種が広がり、早期に収束しそうな気がしなくもありません。
ある意味、日本は悠長であり、そこをマスコミさんは上手く突いて、ワクチンの副作用を特定の意図の下に報じるような。収束が遅れて景気悪化が長期化すれば、広告収入が無くなるのですか。タコが自分の脚を食べて生きている感じが否めません。