【安永雄彦】異色のビジネスマン僧侶、築地本願寺を「経営改革」
安永氏は銀行勤務を経て、コンサルティング会社を経営、通信教育で仏教を学び、50歳で得度して僧侶になったという異色のキャリアの持ち主。2015年7月、企業でいえば社長にあたる宗務長に民間企業出身者として初めて抜擢された。長年経験を積んだ僧侶が就くのが通例の中、まさに異例の登用だ。
なぜ僧侶の道を選び、伝統的で保守的な組織の改革を進めることになったのか。安永氏のキャリアと哲学を追う。(全7回)
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宇宙まで寺がいく時代、寺ビジネスおもしろいですよね。
理念は、仏の教えで人を救うってわかりやすいのかと思いきや、やはり人・組織を変革するには実証でスモールサクセスを積み重ねる事が大事ですね。DXと同じです。
生臭い感はありますが、身近なところに仏教の教えがあるのは、倫理的にも良いと私は考えます。
興味ある連載。 ビジネスの世界と築地本願寺の改革、一見遠い世界のようだが、実は同じ世界。
機会を大切にして「断る理由を探さない」と言う姿勢を 見習いたい。 時間とタイミングを大切にして 今すべきことに飛び込んでいく安永氏の経営改革を知りたい。
「迷ったら『イエス』と言う」のは簡単そうですがなかなかできることではありません。行動経済学が示すよう人間はプラスとマイナスを考えると必ずと言っていいほどマイナス、リスクに引っ張られるからです(だからマスコミもネガティブ・ゴシップ話が大好きなのです)。自分の行動も、部下や学生に任す時も、無理をして「イエス」というくらいで初めて新しいものが見えてくると思っています。
改革が成功する共通点は、早いうちに周りと「信頼関係を築く」ことだと確信します。「業界の常識にとらわれず、革新を続けていく」、最後の言葉響きますね。
「これまでこうしてきたから」や業績の悪さを気にしない組織体制を改革していくのは、ものすごいパワーとエネルギーが必要です。しかし、現場や色んな立場の人たちの声を聞くと、実は多くは改革を望んでいるし、その声を発することで共通の目的が生まれる。
結果が出始めると周りもワクワクし賛同し始めたら、チームのチカラは不可能を可能にします。だからこそ改革はやりがいがあり面白いと痛感します。
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