[デトロイト 3日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は3日、世界的な半導体不足を受け、来週から4工場で減産に踏み切ると発表した。

米カンザス州フェアファックス、カナダ・オンタリオ州インガーソル、メキシコ・サンルイスポトシの3工場での生産を8日の週から全面的に停止。韓国の富平第2工場は同週から生産規模を半減する。

具体的な減産規模などは公表していないが、フルサイズ・ピックアップトラックや多目的スポーツ車(SUV)など収益性の高い自動車の生産維持を重視し、減産分を可能な限り補うとした。

オートフォーキャスト・ソリューションズによると、減産規模は来週1週間で合計約1万台になるという。