中国でスキー&スノボブーム到来、ウインタースポーツ経済は16兆円の規模
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一人当たりGDPの向上、旅行の生活への定常化、そして冬季オリンピックで一気にウィンタースポーツがメジャーになるはず。この分野では色々と日本にノウハウがあるはずなので、これを機に果敢に商機を逃さず攻めてほしいですね。
この数年は、中国政府が北京五輪の成功を目途に官製ムーブメントを起こしていましたが、それは日本にまで大きく影響を与えていました。
ニセコ、白馬、野沢温泉などを中心にかつては見られなかった最新のマテリアルに、先取りしたウェアを身にまとった中国本土の方が、昨年1月まで多く押し寄せていました。少なくとも、白馬では、オージーと中華系で平日レストハウスの7割以上を占めている印象でした。
コロナの第三波がスキー場を襲い、国内のお客様まで足が遠のきました。加えて、当然訪日インバウンドも完全に一時停止をしています。各地のスキー場は厳しい運営を強いられています。
このような中、希望は日本が世界第2位のスキー場数を誇るスキー大国でもあることです。2021~2022に向けて、世界に誇るスノーリゾートとしてのアピールも水面下で進めていかねばなりません。ここ数年間で私の周りでもスキー、スノボを楽しむ友人や学生が増えてきました。
私の北京人の友人は去年スノボを始めたばかりなのですが、かなりはまってしまい、ボードを2本、ウェアも数着、小物も色々と買い揃えています。毎週のように滑りに行き、ドローンやアクションカメラで撮影した動画を編集し、TikTokや愛好家同士のグループチャット上でシェアしています。
ボードパークも充実しており、ハーフパイプやキッカー、テーブルトップでワンメイクを決めてカッコつけている人もよく見かけます。
私もスノボをするのですが、2003年に初めて北京で滑りに行った時はボーダーはほとんどおらず注目の的だったのに、いまでは見向きもされません(笑)