西浦教授が「Go To トラベル研究」への批判に答える(m3.com)
コメント
注目のコメント
この分野の学術的な研究の進め方としては、論文1編で結論が決められるわけではなく、当該の研究は今後のために「因果関係を検討すべき」と呼び掛ける程度の役割をしているものなのだ、ということ。
西浦教授によると、ご自身は「Go Toトラベルという政策が制御を考える上であり得ない」と考えるが、科学的な反論があることも良いことだと述べられています。政権批判の種が欲しい人にいいように使われてしまうかと思ったが、むしろ西浦教授への誹謗中傷まがいのコメントとかも見られ悲しい気持ちになった記憶があります。
しかしこんなに丁寧な解説をしてくださるとは・・・セクシーだ疫学は全く分からないけど、統計(数学)としての切り口にはなんの異論もない。別に数学者でもないけどね。
統計を取る上で、影響の範囲を限定するのは手法として正しいと思うし、範囲が狭いことによる偏りについても認識した上で、第一遍としての作成というスタンスも正しいと思う。自分が何かのプレゼン資料を作る時も、そうすると思う。ドラフトという意味ですよ。本番前にはもっと内容を吟味するし、裏付けもとる。
そして、GoToトラベルが感染拡大に因果があると言うのは、数値的な意味ではなく範囲的な意味と、正しく表明されていると思う。
もともと増加傾向にあったことも認識されているし。
これまで何度も政府や行政が発信していると思いますが、人の移動そのものに感染リスクは無い。そこに関しては自分も同意です。移動先での行動に感染リスクがあれば、感染する(させる)。無症状の陽性者が旅行をすれば、旅行先で陽性者を一人以上発生させる可能性がある。旅行をしなければ、自身の周りに感染させていたと思われる。(旅行先と自宅周辺での感染症対策に変化がないと仮定)
これから検証を続けていくものだと思いますが、政府や行政の対策会議の報道よりも、納得感のある説明だったと思います。
他の記事のpickでもコメントしてますが、GoToトラベルは範囲拡大に因果があると感じています。その視点で読んだのでバイアスはあると思います。
このコメントにGoTo政策否定の意図はありません。経済のために必要な施策だとさえ思ってます。だからこそ、実施のタイミングは非常に重要だと考えています。旅行するなら、ちゃんと対策しよう。旅行先にウイルスを置いて帰るなんて言語道断。恩を仇で返すようなものです。
国策によるキャンペーンとなると利用者も多いし、少なからず、対策が不十分な利用者もいるでしょう。そういった層へのケアを含めて、万全なキャンペーンにして欲しいという警鐘じゃないでしょうか。