極右に人気の米SNSパーラーが一部再開、ロシアIT企業が支援
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インターネットによって世の中はフラットになる、オープンになる、と言われているが、極端に偏った思想、悪いと思われているものの拡散スピードも早いため、その場合には一定制御が必要になってくると思われるが、本来のインターネットの思想とは矛盾するところもあり難しいところ。
ただ、過激なものについてはやはり制御する、が正しいように思います。今回はロシア企業が支援する、という国をまたいでまた難しい問題に発展していきそうです。かつて8chanをホストし現在もGab等をホストするEpikにParlerは移行するのではと先日も報じられていましたが、Epikはこれを否定しており引っ越し先は不明。DDoS Guardについても以下のような話など色々報じられていますがとりあえず判断は保留。
https://www.forbes.com/sites/siladityaray/2020/10/19/qanon-conspiracy-forum-8kun-back-online-with-help-from-russian-internet-firm
ParlerはAWS以外にもSlack・Stripe・Twilio・Okta・Zendeskなどからも契約を切られており(Microsoftは議論中らしい)、また投稿管理の基幹に使っていたScyllaという高速データーベースのエンタープライズ版も失っているため移行には多くの技術的作業が必要なはずですが、どの程度で復活するのか。
普通なら移行が成功すれば技術カンファレンスに登壇して講演するような武勇伝になるはずですが、事情が事情だけにそれも無いでしょう。ただ技術者としては「Scylla使っているんだ」と技術面で驚いたのも事実です。
(追記)
ScyllaがParlerとの契約を停止したことについてオープンレターを公開しています。
https://www.scylladb.com/2021/01/17/an-open-letter-to-the-scylla-community/
今回の件についてはBig Techの横暴との見方も見ますが、大企業のみならずScyllaのようなオープンソースに基盤を置くスタートアップにも決断を迫る出来事であった事は認識されて良いと思います。