バイデン氏、就任初日に十数本の大統領令 「パリ協定」復帰など
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バイデン氏が大統領に就任する日に「パリ協定」への復帰、中東・アフリカのイスラム圏からの入国禁止令撤回、連邦政府の職員や管理地でのマスク着用義務化などを命じる十数本の大統領令に署名するとのと話。大統領就任の一日目でたくさんの仕事をした大統領として記憶に残りそう。一日刻みでトランプ大統領が「残務整理」をしているのだから、バイデンさんが従来の方針を実行に移すのは一日でも早いほうが良い。
バイデンは就任早々「仕事人政権」というところを見せようという意欲があるのだろう。トランプ政権の措置は大統領令など政権が一方的に決めたものが多いため、最初から「脱トランプ」を印象づける大統領令を連発して解決することができる。
もちろん政策内容は僕としては大賛成なんだけど、しかし彼の仕事の第一は国民の融和な訳で、初日から「私はトランプと真逆ですよ〜」と印象づけるのは果たして得策なのかどうか。ヘイトや偏見に基づいたものでない限り、ポーズだけでも共和党支持者の言い分を聞くべきでは。
そういや元FBI長官でトランプに辞めさせられたジェームズ・コミーが面白いことをいっていた。トランプは明らかに弾劾訴追に値する罪を犯したと思う。でも、国民融和のため、バイデンはトランプに恩赦を出すことを、少なくとも検討はするべきだ、と。もしかしたら一理あるかもしれない。