なぜメッセージングアプリの「WhatsApp」で大規模なユーザー離れが起きているのか？

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注目のコメント

• メルシエ アレックス

  株式会社ユービーセキュア セキュリティエンジニア

  ・2021年01月15日

  日本であまり使われていないのであまり話題になっていませんが、今全世界ですごいあついスマホのニュースは WhatsApp メッセンジャー (Facebook 傘下) によるプライバシーポリシー変更。 Facebook の新たな FAQ によると、 WhatsApp は Facebook に情報を共有しないそうですが、もう遅いでしょう。
  
  まず、 WhatsApp のユーザはアプリを開いたら、利用規約の変更について通知がありましたが、通知内容はユーザを次のように縛られた:
  ① 新しい利用規約を同意しろ
  または
  ② アカウントを削除しろ
  
  また、 FAQ によると情報は共有されないそうですが、変更内容で警戒を覚えたユーザが多いでしょう。
  
  最後に、「もういい」と思ったユーザが多いでしょう。この度の利用規約は情報共有しないかもしれませんが、今後 Facebook はどうするかが分からないし、もう信頼できない企業。ゆでガエルのような状況に合いたくないユーザが離れしたでしょう。
  
  私の家族も友人もみんなはこの更新をきっかけに Signal に乗り換えました。 Signal のユーザ数は世界中に爆発的に増えています。(ちなみに2年前に比べて、 Signal は今、結構素晴らしいアプリです。是非ご確認ください。日本人が好きなステッカーがあります)
  
  Telegram も同じ感じで爆発的ユーザ数が増えていますが、・・・個人的には推奨できません。 (文字制限を超えてしまいそうで説明できないが、 Telegram は脆弱性が多くてセキュアではない。サイトに暗号化についてよく書いてあるが、既存設定は OFF だし、暗号化技術はとても脆弱です。調べれば記事がいくらでもあります)
  
  WhatsApp に関して、今までは良いアプリであったが、私は新規利用規約に同意しないでアカウントを閉鎖して削除依頼をします。