東証179円安、過熱警戒 米経済対策実現に期待も
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日経平均株価は179円安で6日ぶりの反落となっています。
米国株は追加経済対策発表控えで小反落、NYダウは68ドル安となりました。
今朝の東京市場は前日後場の反動から小高く始まりました。
ただ、前日までに5日続伸で1600円強上げた後の週末でもあり、バイデン次期大統領の1.9兆ドル経済対策の記者会見の後は、利益確定売りに押される展開となり、すぐマイナスに転じました。
後場もジリ安、軟調に推移しました。
前日下げた半導体関連が反発した一方、前日決算のFリテリングは下げました。
週を通せば380円高で3週続伸、木曜にはあわや29000円の場面までありました。
緊急事態宣言が11都府県まで拡大された中、「不況下の株高」です。
来週は日銀とECBの金融政策、国内は通常国会召集と貿易統計、中国はGDP、米国では大統領就任式があります。
2カ月半で5500円も駆け上がった相場、高値つかみ警戒から不安定化もありそうです。
追記:手口から本日は日銀ETF買い入ってるっぽいですね。日銀が投機家なら今の株高基調は絶好の売り場(全て売る必要なないが)だけど売れないジレンマ。そして今のところ長期保有を前提とする投資家でもない、日本株最大の株主でありながらある意味不透明で不確実性の高い株主としての日銀。
とりあえず投機家(売る)なのか投資家(長期保有)なのか、それとも両方なのかだけでも、日銀総裁はそろそろマーケットと対話し始めてでもいいのではないか。それが海外勢の長期投資マネーを日本に呼ぶ込むひとつの大きなきっかけになると思う。バイデン次期大統領の経済対策発表の影響や週末だということもあってか寄付後右肩下がりに下落していき、嫌な下がり方だったなという印象です。
その中でもファーストリテイリングが1名柄で100円ほど相場を押し下げました。(決算好調も、その後で材料出尽くしで売られた)