【核心】生殖補助医療法はなぜ「残念な法律」なのか
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>報道でも「不妊治療の親子関係明確化」と解説されていたように、実質的には民法親子法の改正だった
確かに、親子関係を明確化して「子の身分の早期安定化」を急いだような感は否めません。
「出自を知る権利」が先送りされたのも、残念です。
個人的には、精子提供者の「知られたくない権利」にも配慮する必要があると思います。
突然、「血の繋がった息子です」という人が現れたら、精子提供者の私生活が混乱する恐れもあるからです。
記事にあるように「積み残し」を早急に議論すべきでしょう。
注目のコメント
昨年12月に成立した生殖補助医療法の課題について、慶應義塾大学講師の長沖暁子さんに寄稿していただきました。
私自身、これまで何度か、生殖補助医療法の草案が作られながらなかなか提出に至らない状況を取材してきたこともあり、法案が提出されるとわかったときは「ついに!」と感慨深く受け止めました。
ところが、フタを開けてみれば、第三者の精子や卵子で生まれた人の「出自を知る権利」を認めないなど、さまざまな重要課題が置き去りにされた内容。「今まで重ねられてきた議論は何だったのだろう」と思わずにはいられませんでした。
残された多くの課題を、今後の2年間ですべて議論し、必要な法的措置を講じるところまで持っていくのは、現実的に不可能でしょう。一から議論し直すのではなく、せめて2003年の報告書を出発点に議論を進めるべきではないでしょうか。賛否両論ありますが、米国のように代理母出産が許可された場合、代理母及び出生児の人権を無視した代理母サービスが展開される恐れがあります。
倫理を逸脱しないよう、十分な検討が必要だと思います。日本は世界に比べて
養子に関する制度が少ない。
自分の出生を知りたい人は
やはりたくさんいるのだろうか?
産みの親と
育ての親が
違ってもいいんじゃないかな?
妻の家族は
もう養子・連れ子だらけであるが
みんな楽しそうに暮らしている。
悲観する事はない
生きれているのだから。