米下院、強制排除の決議案採択へ トランプ氏「激しい怒り」と反発
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これに先立ち、明日の弾劾決議に賛成した共和党員に$50M(約50億円)の選挙資金の提供を約束すると、反トランプ共和党の団体が表明しました。
https://thehill.com/homenews/campaign/533856-former-administration-officials-anti-trump-activists-pledging-50m-for
昨日の大企業の献金停止のニュースといい、なんだか空中戦になってきました。トランプに寄り添う共和党議員は多かれ少なかれ、トランプ支持層からの票目当てという下心があります。それを相殺するインセンティブを与えるというのが狙いなのですが、しかし金の力で政治家の意見を変えることを公然と狙っているわけで、それもいかがなものかなあ、とも思います。毒を持って毒を制するという考えもありなのかもしれませんが、しかしそんな毒だらけの民主主義は本当に健全なのか、と。一応、主語は「国民」で、トランプ自身が怒っていると言っているわけではない。しかしそれは「トランプ支持者の国民」が怒っているというニュアンスを持ち、議事堂占拠事件のような暴動がまた起こせと呼びかけているかのように見える。
タイトルはミスリーディング。怒りの主語はトランプではなく一般市民ないしは暗にトランプ支持者を指していることは文脈から明白。この「直接そう言ってないが文脈から明白」がそもそも事の発端でもあるし、この人のいつもの手口。
つまり今回の事件からほぼ初めて公に反撃の狼煙をあげた形だが、ようは「そんなマネを続けてると(あいつらが)もっと騒ぎ出すぞ、だから(弾劾とかまして修正25条とかは)やめろ、さもなくば分断の煽りはおたくらに否がある、となるぞ」と言っている。
民主党側は葬り去られないまでもある程度強めに、早く叩ききらないと、事態は一向によくならない、ないしは悪化しそうな気配ですね。