シュワルツェネッガーさん「全ては嘘から始まった」。議会襲撃とナチス重ねたスピーチが胸を打つ
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注目のコメント
コロナの話は、皆が行動変容しない限り、指数関数的に増えるものは増える。本日は宿題に追われスクリーンタイムを少なくしていましたが、プロピッカーとしてはこちらをピックして残したい。
オーストリア出身のシュワルツネッガー氏の父親のエピソード、ナチスの過激派グループによるユダヤ人襲撃事件と米国の議事堂で置きたことを重ねて語っている。
情報過多の世の中になり、人々は余計に自分の欲しい情報のみ手に入れ、それを脳内で増幅するようになってきた。
「愛国心とは、国を支持するということ。大統領の側に立つということではない」(ルーズベルト大統領の言葉)混乱のさなかにある今だからこそいっそうしみいる力強いリーダーの言葉。
それにしても、BGM効果もあって映画のワンシーンを見ているような錯覚まで覚える。
現実と虚構がごたまぜになっている。いたるところで。映画的な力をうまく使って現実をよりよく変えようとするシュワちゃんのスピーチがある一方、虚構に虚構を重ねて現実が壊れた歴史(現在含む)の例。激しい分断が生まれた時にリーダーたちに求められるのは、一線を超えて誤った行動を非難することではなく、それが自分たちから生まれたということ、自責と捉えて、なぜそうなったか対話することであると思います。
対岸の異質なものと捉え、説明責任を追求しようとする限り、懲らしめるべき悪として、分断が生まれる本質に寄り添おうとしない限り、今回のような分断を生みやすいというアメリカ文化の側面は良くなっていかないだろうなと感じます。