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人はやはり誰かのためになること、困っている人を助けることに無条件に喜びを感じる生き物。甲田さんがいつも仰っている「おかげさま、おたがいさま」をベースにしつつ、それでも気が引けてしまう日本人の奥ゆかしさを500円というコインを通じてサラッと解消させる仕組みは本当に秀逸です。
どうしても変則的な時間のお呼び出しは、定期的に依頼しているシッターサービスでも、なかなかお願いできずでした。
あるあるかもしれませんが、ちょっと眠そうだなでも熱はないなと思って預けると、行きの電車ですぐのお呼び出し、まだ会社にも到着してないのに、とほほという状況もありました。
身近で顔みしりの方に、普通のお迎えではない時間にでも、すぐに頼めるような身近で気軽さがあると助かりますね。共に助け合うコミュニティが活性化され、働くお母さんお父さんがお願いしやすいサービスに目をつけたのは面白い取り組みだなと思います。
また、日本の会社での典型的社員像が「既婚で妻が専業主婦で会社優先の男性」からまだ変わっていないならば、はやく変える必要があると思います。男女に限らず、ケア労働や自身の病気、子供の学校関連など、時間の融通がきかない場面や不測事態が発生するのは想定済みというスタンスで、「まあ、そういうこともあるよね」とサラッと対処できて、いちいち当事者が平謝りしなくてもいいようになるといいですね。
ただ、物理的に近い関係ではいろんなお互い様が存在するため、お金で物事を頼む関係になってしまうとかえって関係性がギクシャクしてしまいがち。
長い関係性のなかでのお互い様を構築することは暮らしの安心感を醸成しますが、一方でしがらみ的な息苦しさや、関係性が壊れた時のストレスが大きいという面があります。
つまりお互い様は村社会的な束縛と表裏一体でもあります。
私たち団塊ジュニア世代はなるべく村社会的な束縛から離れてお金を稼ぐことで個の権利を獲得して社会的地位を安定させるように教育されてきましたが
未曾有の少子高齢化社会に昨今の感染症リスクも加わって、物理的に近い村社会的な関係性の再構築が求められているのではないかと感じます。
かつての村社会的な束縛よりは自由だけど、都会のマンションのように関係性が希薄なわけでもない地域性を上手くつくることができれば「子育てしたくなるまち」
ができるのではないかと思っています。
アズママの仕組みも前提となる「一定の信頼」を構築する場があることが必要でしょうから
コミュニティ農園や空き家などの未活用地域資源を使って共同作業や共同事業に取り組みながら緩やかな関係性を広げられる場づくりがより重要になって来ると考えています。
これまではご近所で助け合いながら、やっていました。
現時点では、助け合いもなかなか難しい状況ですが。
ひと昔前ならば自然にできた互助関係ですが、現代ではこうした仕組みがある方がよいのでしょう。
甲田さんを厚労省の局長にもご紹介しました。
幼な子を持つ個人としても、育って欲しいサービスです。