芸人コメンテーターは必要か? 「伝える力」と「偏見」の難しさ(NEWSポストセブン)
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各論では芸人さんのコメントに多くの批評や意見あるでしょうが、総じて「発信力」と「中立性」にメディアとしての一定のバリューがあると思ってます。
特に「発信力」は、単純な言語化だけでなく、間の取り方や他の出演者とのキャッチボールなど、無機質な文字列以上にナマの言葉としての魅力があり、メディアとしてのテレビ番組が効果的なインターフェースとして活用しているのも頷けます。
よって、今後YouTubeやTwitterなどに芸人さんの活躍の場がシフトしてきても、上記の点で優れたプラットフォームである現行TV番組の需要は、しばらく底堅いと見ています。コラムニストの小田嶋隆氏の意見に賛成。
≪「専門性がないのに『伝える力』に長けていることが問題です。庶民の視点は、往々にして誤解や偏見を含んでいる。だからこそ専門家の目を通す必要があるのに、芸人コメンテーターは視聴者の感じるモヤモヤした感情を脊髄反射で言語化してしまう。 例えば小室圭さんと眞子さまの結婚問題も、視聴者がなんとなく抱えている『小室さんはけしからん』という感情を、いとも簡単に、しかも“うまい言い回し”で話すでしょう。皇室ならではの難題があるのに、それを差し置いて、視聴者の一方的な怒り、ひいては偏見が正しいものなのだとお墨付きを与えている。芸人は芸能ニュース以外に口を挟むべきではない」≫