Why Markets Boomed in a Year of Human Misery
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米国家計の可処分所得と支出について、2019年・2020年3-11月の比較。グラフが分かりやすい。
可処分所得については1兆ドル増加、失業保険や景気刺激策による所得増が聞いている。賃金の減少は失業率を考えると本当にこんなに少ないのかという印象ではあるが、特別失業給付で職がない方が収入が増える層があったのも事実。
消費は0.5兆ドル減少。財が増加(ステイホームに使うもの)、サービスが減少(旅行、レストラン…)。
米国の名目GDPは2019年に約21兆ドル。なので上記の数値を真とすれば、対GDPで所得は約+5%、消費は約-2.5%。なお財政赤字は2019/10~2020/9で約3兆ドルと、金融危機時の倍以上(下記)。
財政支出で強く下支えしたものの、あまり消費には回らず、貯蓄に回ったという状況に見える。逆にこれだけ財政支出をしていなければもっと経済が壊れていたということでもある。
https://www.nam.co.jp/news/mpdf/201029_tj.pdf