マー氏の資産、2カ月で1.2兆円余り減少-当局のアリババ監視強化で
コメント
注目のコメント
(誰に肩入れする訳でもないですが)最後の「中国テクノロジー株離れ」の部分はやや印象論に寄っており、factに基づいた方が良いように思います
US/HK上場の中国大手テクノロジー企業「全体」では、インデックス的に見ると、ここ数週間でもフラットにも見える
・(参考)中国ニューエコノミーファンド
China ex-State-Owned Enterprises Fund
https://www.bloomberg.co.jp/quote/CXSE:US
(組み入れ比率が時価総額比に一致せず、あくまで
参考まで。他に適切なベンチマークあれば知りたい)
理由としては、Alibaba/Tencent中心に1st Tierは影響を受けている一方、拼多多や百度のように2nd Tier群の中には、ここ数週間でも爆上げしている銘柄もあるから
(必ずしも規制要素でなく、他個別事情もあると思うが)
少なくとも、US/HK上場の中国テクノロジー株全てから投資家が大きく離れているような書き振りはややmisleadingかと
(「大手」の定義が、Tencent/Alibaba/Meituanの3社だけなら間違っていませんが、2nd Tier群も5-30兆円ありますので...)
>中国のテクノロジー企業は今年、新型コロナウイルス禍によるオンラインサービスへの需要急増で株価が上昇していた。
>しかし、当局の監視強化を受けて投資家は持ち分の見直しを余儀なくされている。過去数週間で中国本土の大手テクノロジー企業の時価総額は大幅に減少した。なんかジャックマーとアリババが集中砲火浴びてる、みたいな勘違いが起きてる様だが、テック業界全般に対して均等に締め付けが始まってますよ。テンセントも訴訟食らってますし、美団もアリペイを決済手段から外した咎で独禁法違反に抵触しました。健全な競争ルールが整備されることは別にネガティブなことではありません。
2年くらい前からコメントしてますが、アリババとテンセント系列が寡占ポジションと資本力を活かして新参者を駆逐しようとする中で、キャッシュバーンに頼った過度な価格競争が横行し、その結果起業家の目標がアリババとテンセント系列に売り抜いて軍門に下るか、くたばる前にIPOゴールで投資家の目を眩ませて逃げるか、の2択に矮小化したことが中国のスタートアップエコシステムの脆弱性に繋がっていたので。