公費投入の11独立行政法人、「赤字」計6299億円…4法人で国出資の大半回収不能か
読売新聞
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国立大学がまさにそうですが、魔法の一手のように思われた独法化は、今、根本的な見直しが必要かも知れません。現状では、とうにもならない悪手になっています。特に短期に結果を出すことが難しい分野では違う視点が必要だと思います。先日のNHKスペシャルで、亡くなる直前の有馬朗人氏が自ら進めた国立大学独法化についての無念を語っていました。本来は研究費を増やすことを目指していたのに、国が補助金の総額削減の口実に使われなってしまい、結果として多くの研究者が非正規になり、科学立国な根幹が削れ始めたと嘆いていました。コロナ禍でも、日本の研究態勢の貧弱さが浮き彫りになりました。大きな視点から議論すべきだと思います。
独立行政法人自体の見直しが必要だろう。収益事業にならないけれども国のインフラとして必要不可欠ならしっかり国で負担すれば良いこと。回収不能だと騒げば結局意味の無いコストカットが続き、職員の負担が増え、成果の質が落ちる。国立大学法人の状況を見れば明らかだろう。一方で、なぜこんな独法が存在するのかというものもある。そちらもコストカットは意味がない。存在自体を問うべき。
独立行政法人以前の組織に無駄があったのは事実だが、それをとても安易な企業と同様の解決方法で事足れりとしたところに根本的な過ちがあったように思う。ちゃんとそこから見直そうよ。独立行政法人の損失は民間企業の利益、ということであれば、なかなか民間では腰が重い領域(基礎研究など)で国が負担を持つのは決して悪いことではないと思いますが、一方で天下りの役員に高額報酬を払っていたり、と高コストなための赤字であれば、抜本改革が必要でしょう。