「国産トマホーク」開発へ 射程2千キロの新型対艦弾 12式は1500キロに延伸
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純粋に技術的観点から言えば、日本がそのような能力を開発し、保有することができると公表するだけでもそれなりの抑止効果はある。中朝からすれば、はやぶさ2だって日本の軍事技術の裏返しと見るだろう。
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ミサイルというのは単体で飛べばいいというものではなく、常時敵国を偵察し、有事には的確に目標を捉え、着弾まで誘導する一連のシステムで一つのコンプレックスを構成しています。
2000キロ飛び、相手に正確に命中させる精度を持ったミサイル自体を日本の技術で作ることは難しくはないとは思いますが、その2000キロ周囲のデジタルマップと目標観測、誘導システムは又別の問題(政治的にも技術的にも)です。
従来こうした分野は安全保障政策上アメリカの領域であり、もし日本が長距離巡航ミサイルを導入する場合は、そうした支援を含めてトマホークを導入するだろうと見られていました。
国防に関わることは外部では窺い知れないことも多いので単なる個人の感想でしかないのですが、どうもイージスアショアもそうですが、最近日米の軍事協力にはチグハグな点があるように感じます。
長距離巡航ミサイルの独自開発に踏み切るという意味がそうしたネガティブな意味を持っていないことを祈ります。