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猛暑や豪雨など、個々の現象自体は温暖化とは直接は関係のないメカニズムで発生しているのですが、温暖化はその発生確率を上げるのではないか、ということが最近研究されています。日本海側の豪雪についても、まずは定性的な理解として、温暖化により平地では気温が上がるので雪でなく雨になるが、一方で気温が上がってもなお雪となる山間部ではその雪の量が増えるのではないかということをシミュレーションの結果から示した論文が発表されています(担当は川瀬さんという方で、私と同じ大学の先輩です)。

今回の新潟から群馬にかけての大雪も、確かに温暖化による特徴と似たような降り方をしたことは事実ですが、気象学的視点では、日本海がまだ暖かい12月に真冬並みの寒気が強い風を伴って入り続けたため、日本海側は平野部よりも強い雪雲がかかり続けた内陸部で大雪となったと説明されますので、このプロセスに対して温暖化がどの程度寄与していたのかということを調べる必要があります。
猛暑や豪雨でもそうでしたが、たとえば温暖化がなければ100万年に1回の現象であったものが、温暖化により100年に1回は発生する現象になってしまっているかもしれない、という分析(イベントアトリビューションといいます)はできるかもしれません。そういった数字が出ると、リスクやコストを天秤にかけることができるようになり、対策が進むことも期待できます。
温暖化で大雪が増えるというのは意外そうに思えますが、この記事などにある通り、大気中の水蒸気量が増えるからなんですよね。
普段はあまり降らないけれど、たまにどかっと降る。しかし、たまになので普段からあまり備えができておらず、災害につながりやすいということが危惧されています。
これが原発を使わないリスクの定量化につながればいいな。
ワクチンは使うリスクと使わないリスクを考えるのに、原発は使わないリスクを主張する人はいない。
なんか後出し予算獲得案件ぽい