イギリスと南アフリカ、それぞれの新型コロナ変異種の現在の状況は?
コメント
注目のコメント
忽那先生が、さっそく新型コロナ変異株の総論を書いてくださいました。
『メディアが雑な報道を始める(もしくははじめた)』早期に、専門家からの詳しい記事を読めて気持ちを落ち着かせることができるのは、2009年の新型インフルエンザの流行時にはなかったことです。
私は小児科医なので、『小児に対してもこれまでの新型コロナウイルスよりも感染しやすいのではないか』という部分が気になって原文をよんでみました。
すると、『 “Let’s be clear. We’re not saying that this is a virus that specifically attacks children or is any more specific in its ability to infect children.” (「はっきりさせておきましょう。私たちは、このウイルスが子どもを特別に攻撃するウイルスであると言っているわけではありませんし、子どもに感染する能力がより特異的であると言っているわけでもありません」)』とあります。
すなわち、子どもに対する感染力に関しては、現状では”わかっていない”と受け取っています。
出典をきちんと提示されていると、とても助かります。
これは、忽那先生がいけないといっているわけではなく、出典を読んだときの印象は、読み手で異なることがあるというだけです。
日本語でフリーで読める記事として、あわせて峰先生の総論を読むことをおすすめします。
▷英国で検出された新型コロナの変異株 日本への影響は?どの程度恐れるべき?
https://news.yahoo.co.jp/byline/minesotaro/20201224-00213969/
今日の段階では、この2本以外は読まなくてもいいくらいだと思います。勿来さんの記事も、峰(ばぶ)先生の記事も、ザっと読めば5分もかかりません
この時間すら惜しい方は、堀向健太先生の記事を読まれるか。従来通りの感染予防をしていきましょう、で良いのではないかと思います
とはいえ、1月以降の国内の状況がとても気になりますね(個人的には年末年始が明けるまでのこの一週間は、非常事態宣言に近いレベルの行動の抑制を、国民に呼び掛けた方が良いのでは?と思いますが…)