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国内外のSaaS動向について解説しました。グローバルでは、昨年末にB2B向けバーチャルイベント支援SaaSのHopin, Bizzaboが相次いで大型調達を実施。他にも法務、経企などの職種に特化し、コミュニケーションやAIを融合したSaaSが登場したりと、ジョブ毎の垂直統合が進みつつあります。

国内では、記事中のNECに加えて、三井住友銀行、経営共創基盤が中小企業のデジタル化支援を目的に新会社を設立するなど、2021年は、中小企業・地方企業へのSaaS導入がキーワードになるでしょう。

2010年代は日本のSaaSの黎明期でした。SaaSがキャズムを超え日本を牽引する新産業となるのか?その転換点となる2021年です。

国内外のSaaSトレンドは、UB VenturesのWebでも定期配信しています。より詳しく知りたい方はそちらもご参照下さい。
https://ubv.vc/contents/
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NewsPicksユーザーの多くはピンとこないかも知れないですが、日本の法人SaaS利用率は30%との調査があり、特に中小企業やレガシー業界においては、紙・エクセル管理・オンプレミスなどはまだまだ根強く存在をしています。

そのような状況に対し、中小企業庁は「身の丈IT」という地に足のついたITの促進を進めていますが、アーリーマジョリティーの壁を超えるには時間がかかっている状況です。

一方の大企業ですが、そのシステムの複雑さや社内IT人材の不足、SIerの収益構造などの事情により既存システムのSaaS化は簡単ではありません。

絶好調に見えるSaaS企業も業界全体で考えれば課題は多く、記事中のキャズムを超えるための2021年と言えるかと思います。

なお、記事中のARRランキングはこちらのnoteで毎月更新をしています。
https://note.com/_funeo/n/nd0e570f163ab
SaaS企業があだ花で終わらないためには、売上規模を急速に高めていく必要性があるというのは記事の通りだと思いました。

それから、日本には日本語という参入障壁はあっても、自由競争の環境であり、海外サービスがどんどん参入してくるため、国外のサービスとどう差別化をはかり競争していくのかという観点も必要です。

さらに、日本のSaaSが日本以外の国にも展開できなければ、長期的には海外サービスに対して資本力で劣後して、駆逐されるリスクは高いと感じています。
さすがのUBV岩澤さんクオリティ。SaaSトレンドが綺麗にまとまっています。

記事でも触れているバーティカルSaaSについて、言い換えればSaaSが既存産業の深いペインポイントの解消に繋がるか、表層的なデジタル化に止まるかの境界線と思います。深い業務課題の解決にはITだけで完結せず、SaaSは他のソリューションを繋ぎこむプラットフォームになることで蓄積されたデータや自動化されたオペレーションから真の効率性が生まれてきます。その過程でここでも触れられているSIerなどとの連携がキモになるということと解釈しました。

裏を返せば、ホリゾンタルSaaSは外国産が日本市場を大きく侵食しており、日本特有の課題という参入障壁の観点からもバーティカルSaaSに期待、というロジックかと思います。ソフトウェアだけで全てを解決できないとなれば、オペレーションエクセレンスがお家芸の日本にとって大きなチャンスかもしれません。
担当者にとって、一つの業務で複数ツールを使うのは面倒くさい。今まで小さな機能しか提供しなかったSaaS企業は、徐々に各業種や職種でシームレスに使える機能統合を実現しています。
ChatBookも最初はチャットボットツールでしたが、今はマーケティング担当が顧客接点を持つ時の会話を束ねるツールとして複数機能を揃えています。

あとの課題は国内市場の成長ですね。
国内SaaS企業のARRが100億円を超えているのはSansan,サイボウズ、ラクスの3社のみ。SaaS業界の時価総額は米国のNYSE、NASDAQ全体の4%、国内市場は0.4%とまだまだ成長市場。
ガートナーによると、日本企業の業務に占めるSaaS化率は30%。
盲目的に海外のSaaSの動向だけを追うのではなく、国内の事情もよく勘案されている良記事。1業務=1プロダクトの動きやバーティカルSaaSへのフィンテックの融合のトレンドなど、勉強になります。

直近の経営共創基盤の動きなど、地方の中小企業のデジタル支援の動きは待ったなしで今後進んでいく。その中で、国内のSaaSのさらなる普及のカギがパートナー戦略にある、というのは同意します。

SaaSはB向けの業務への深い入り込みが前提となるので、GAFAによるC向けのデジタルプラットフォームの支配のような構造が起こりにくく、国内での今後の生態系の発展はまだまだ続くと思いますし、そこでのビジネス機会はより広がっていくのではないでしょうか。
UBVの岩澤さんによる素晴らしい記事。日米SaaS上場企業のそれぞれの株式市場における時価総額合計割合が0.4% vs 4%と1/10ですが、これを極小のまま推移すると見るか、急速に拡大すると見るか。私は後者ですし、主体的に拡大にVCとして貢献していきたいと思います。海外投資家マネーも巻き込みまくり1社100億円調達の案件を輩出していきたいと思います。
「売り上げを見ても、国内SaaSトップであるSansanが134億円である一方、セールスフォース日本法人の売上高は984億円と、約8倍の差があります。」というのは衝撃的ですね。

日本市場の発展が遅れているとは言え、アメリカのSaaS市場との根本的な違いは埋まらなそうな気もします。日本ではレガシ(しがらみ)の障壁がある大企業や老舗企業が多いのに対して、アメリカではSaaSプロダクトの買い手になり易い、テック企業や新興スタートアップが次々に生まれる。また、それらの企業はプロダクトの買い手だけではなく、SalseforceがSlackを買収したように、企業の買い手(Exit先)ともなり得る。

なので、SaaS市場全体の成長余地は、日本の産業構造(企業の顔ぶれ)が大きく変わることに依存するのではという気がします。という意味では、記事でも出てくる通り、Vertical SaaSがそれぞれの特化した領域で顧客の幅広いニーズを満たすプラットフォーマーとなり、顧客単価を引き上げていくというストーリーは個人的にはしっくりきます。

記事で挙がっている建設・医療・教育などに加えて、「政府・地方公共団体向けSaaS」などは外資も進出しにくいし、課題が山積みで機会が豊富な気がしますが、そういうプレイヤーは既にいるんでしょうか。
Product-Led growth(PLG)は、アジャイルなステップで進めることができるので良い考え方ですね。
(ただ現実には、「マーケティング/セールス」とプロダクトは並走となりそうですが)
業種やタスク毎にSaaSは細分化していくトレンドに。多くのスタートアップは日本市場メインに戦うだろうが、プレーヤー過多にならなければよいが。。。
この連載について
2020年はあらゆる産業がコロナ禍によって痛手を被った。そこからどのように、新しい展望を開いていくのか。ビジネス・テクノロジー・経済の先行きを、各業界に精通する有識者が大胆に予測する。