【緊急解説】10分で分かる「リップル訴訟」問題、XRPはこれからどうなる? 仮想通貨市場への影響は?
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リップル社およびその経営陣へのSECの訴訟は仮想通貨市場はもちろん、リップル社に関連する企業の株価等にも影響しかねない大きなニュースです。
あくまで今回は米国内で証券認定されるかどうかの問題ですが、その結果により他国がどのように反応するのかは注目です。日本においては、暗号資産としてホワイトラベルされているため証券ではありません。
なお、訴状全文はこちらにあります。
https://www.sec.gov/litigation/complaints/2020/comp-pr2020-338.pdf
ちなみにリップル社(Ripple Labs Inc.)は元々国際送金プロトコルを開発していた会社(前身はOpen Coin社)ですが、途中でXRPというコインを介した送金を行うスキームを考案し、XRPの販売を開始しました。その管理は「XRP ledger」という独自の台帳技術を使っていて、ブロックチェーンでは無く、リップル社の選んだ特定の承認グループにより取引を管理・記録する中央集権的なシステムです。
「管理・発行主体がリップル社であり分散されていない以上、それはリップル社の証券なんじゃないの?」というのがかなりざっくりですが、SECの主張です。