11月の消費者物価0.9%下落 下げ幅10年2月ぶり
共同通信
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先進国を中心にデフレ圧力が強まっています。ドル安に伴う通貨高、コロナ禍での需要の弱さが主因です。日本だけの要因でどうにかなる問題ではありません。
デフレは実質面から所得減を和らげます。しかしその定着もヘルシーとは言えません。経済活動が世界的に持ち直さない限り、デフレを視野に入れた低インフレが続くでしょう。12月はGoTo停止が若干の押上要因になるかもしれませんが、インフレに先行するGDPギャップが足元年換算で34兆円ありますから、デフレは継続でしょう。
足元でじわじわ進む円高も押し下げ要因になると思います。そもそも昨年と比べて売れないものがはっきりと存在する以上、その代替のものは売れたとしても、下げ幅のほうが本来は大きいはず。その意味では消費者物価指数が下がるのは寧ろ然るべき話。
大事なのはこの物価下落が消費者の生活改善に本来は繋がる筈なのにそうなっていないこと。その意味でもまだコロナ禍は道半ば。