[ロンドン 15日 ロイター] - SBIホールディングスの子会社、SBIファイナンシャルサービシーズが、暗号資産(仮想通貨)のマーケットメーカー事業を行う英B2C2を買収したと、両社が15日発表した。これにより、暗号資産のディーリングデスクを運営する大手金融グループが初めて誕生する。

買収条件は明らかにされていない。

2015年に設立されたB2C2は、証券会社や取引所、ファンドマネジャーによる仮想通貨取引を支援している。

SBIはB2C2に出資し、7月から同社のプラットフォームを通じて顧客が取引できるようにしていた。