2020/12/15

3000万人に収入7割増のチャンス。高まる「学歴不要論」

「高卒」のポテンシャルの高さ

過去40年間、大学の学位を持っている人の収入は増加し、持っていない人の収入は減少してきた。だが、最近の新たな調査報告は、この傾向が必ずしも続くわけではないことを示唆している。
アメリカでは、4年制大学の学位を持たない3000万人もの労働者が、今より平均70%も給料の高い、新たな仕事に転職できるだけのスキルを持っている。これは学者、非営利組織や企業の研究員らが共同で職業とスキルに関するデータを詳しく調べ、導き出した推定だ。
この所見は、大勢のアメリカ人が低賃金の仕事から、平均あるいはそれ以上の収入を得られる職業へと「上昇」できる可能性を示している。
(Nora Carol Photography/Getty Images)

スキル評価の基準を見直すべき