【落合陽一×京都】日本文化の世界発信
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注目のコメント
大変面白かったです。
文化を発信する事はこれまでもずっとやって来た事業で、インバウンド等それなりに高い経済効果は生み出せたと思う。
しかし、エルメスやヴィトン等と肩を並ぶようなジャパニーズブランドは確かに生み出せてはいない訳だが、そもそもヨーロッパの有名ブランド達が自国の伝統文化を世界に発信しようとしていたか、ということもある。
欧州は19世紀末に起こったジャポニズムの影響も多分に受けており、むしろそれまでの欧州文化を破壊して近代に新しい文化を巻き起こした歴史もある。
ヨーロッパで生まれたミニマムなデザインなんかは日本の「禅」の価値観にむしろ近いとも言える。
こうなってくると文化とは何なのか、その国の民族が継承しなければ行けない物なのか、決まった型や形式を忠実に守り続ける必要があるのか、より世界に発信して周知させる必要性があるのか、もっと根源的なところを考察しなければならないのかも知れない。
外に目を向けるより、まずは日本人がもっと「和」の文化を生活の中に取り入れる事から始めるべきだと個人的には思うのだが、それには着物警察のように一部の保守的な伝統主義ではなく、もっと多様で多くの人が楽しみながら取り入れられる物にしなければと思う。すごく面白いですが頭数が多すぎたからか議論が散逸的になってしまい結果として深い次元まで至れなかった感が伝わってきますね...。あとエゴというかポジショニングが根底にあるとコンテクストを(本当に微細に)不自然に誘導する心性が働く&リテラシーがある人にはこの手のことは秒で見破られるので、政治家、事業家、学者の姿勢の違いも鮮明だったのはメタに興味深かった。やはり学者はいいですね...
京都は歩く方が歴史文化自然の重層性を噛み締やすい都市空間なので、宮田先生一人でぶらり京さんぽ3時間とかにしてもらうとすごい次元にいきそうです