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シュライバー元米国防次官補「台湾を失えば沖縄防衛が困難に」

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    台湾が戦略的に重要だというのは米国の本音でしょう。民主主義の一角が崩れドミノ倒しのように各国が共産化する、という冷戦期の危機感は、現在では現実的ではありません。台湾の自由と民主主義を守るということは米国にとって重要なことですが、本音は、中国が太平洋において軍事的影響力を高めることを許容できないということです。
    中国海軍の軍人は、中国海軍にとって台湾は太平洋への正面玄関であると述べていました。中国は、領土統一の問題として、どうしても台湾を手中に収めなければならないのですが、さらに、台湾を獲れば、東シナ海だけでなく西太平洋までを中国の軍事的影響下に置くことができると考えているのです。
    台湾は、中国にとって、中国海軍の行動を押さえ込む第一列島線の一部を構成するものですから、太平洋に影響力を拡大するために第一列島線に大穴を空けるためにどうしても獲る必要があるのです。
    米国は、中国の第一撃を生き残るために、中国の中距離弾道ミサイル、対艦弾道ミサイル、巡航ミサイル等の射程の外に、部隊の多くを分散させることを考えています。その上で、機動力を向上させて、中国に対する打撃力を維持するというのです。
    ただ、それだけで不十分だと考える米国は、そもそも地理的に中国の中距離兵力の射程内に存在する日本など同盟国のアセットを有効に活用すべきだと言います。米国にとって、台湾の持つ軍事力もこのアセットに含まれています。
    経済的には、完全に中国を切り離して抑え込むことが難しい状況の中で、米国は軍事的に中国に対する優位を保とうとするでしょう。それも、米国一国だけでなく、日本やオーストラリア、そして台湾と協力して、ということです。


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