「4倍超の大逆転」パナソニックとソニーの時価総額は、なぜここまで差が開いたのか
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メディアというのは上げた分だけ絶対に落とす。落としすぎると上げる。そしてまた落とす。以下同文。ソニーもパナソニックも、こうした本質的では全く無い報道のされ方にもう嫌気がさしていることでしょう。
だからといって、名古屋の会社のようにお抱えメディアを作ればいいとは思わないが、投資家と真剣勝負しているような企業について、メディアもその気でもう少し勉強して、然るべき記事を書いてほしい。それがメディアの存在意義でもあると思うのだが。記事の分析は表層的で、印象論を抜け出せていない気がします。ただ、こういった問題に対して簡単な答えがあるとは思えませんからやむを得ないのかもしれません。
記事に出てくる日立やSONYは事業間をつなぐ仕組みを構築することに注力してきたと思います。とりわけ日立はルマーダという一つの軸が出来たことが大きいですし、SONYは事業間の繋がりがストリンガーさんの時代から手掛けてきたコンテンツ事業と生み出されて来ているし、プレイステーションの好調も後押ししています。今後シナジーを発揮するサービスや製品が次々と出てくることが続けば、かなり期待できると思います。
パナソニックはそれに比して、あまり独自性が見えません。事業間をつないで価値を発揮する次の軸も見えませんし、新規事業開発も成果がまだ見えてきません。これからなのかも知れませんが、次期社長にこの点は期待しています。
なお、こうした問題は、実際表に出てくるものと、背後にある問題が別だったりするので、さらなる深堀りが知りたいところです。