ペンシルバニア(他の激戦州も)は州議会に選挙人を選ぶ戦略が濃厚に〜ジュリアーニ弁護士の遠謀深慮
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注目のコメント
ペンシルベニアでは州務長官が既に選挙結果を認定しています。また、トランプ陣営の不正の訴えは州連邦地裁で退けられた。
しかし、ペンシルベニア州最高裁パトリシア・マカラウ判事が、州上院議会公聴会の結果を待てとストップをかけてたようですね。
25日の公聴会の様子(27日にも開催)
Pennsylvania Senate Public Hearing on Election Issues 11|25|2020 https://youtu.be/S0uH0e1wJl8
公聴会はトランプ大統領も観ていて、10分ほど電話で参加していました。
公聴会の結果、共和党州議会議員団は11/30から州議会が選挙人を選ぶプロセスを開始すると宣言。もしそれが実行されれば、選挙結果に関わらず共和党優勢の州議会がトランプを指名し、双方の結果を踏まえて連邦政府の上院議会議長(マイク・ペンス副大統領)に決定権があるので(たしかそう)、ペンシルベニアの20票がトランプに移る可能性が出てきました。
同様に、30日はアリゾナ(11)、12/1にミシガン(16)、12/2にネバダ(6)で公聴会が行われる予定で、特にアリゾナ、ミシガンは議会が共和党なので、州議会による選定を行うことになればトランプ票になる可能性が出てきました。
3州でびっくり返ってしまうとら46票が動くので、現状バイデン306対トランプ232とすると、260対278となり、トランプの逆転勝利になってしまいます。
どれだけの実現性があるのかさっぱりわかりませんが、外野としては面白い事になってきましたね。
記事執筆や講演等で、バイデン大統領前提で議論するのがなんだか微妙な気持ちになってきてしまいます。ペンシルベニア、ミシガン、アリゾナの州議会の公聴会の動きや、ペンシルベニアで選挙人団を州議会が選定するプロセスに入るという話は世の中をひっくり返す大ニュースのはずなのだが、ひっそりと埋もれていきつつあるようで、何だかなあですね。
人は所詮、真実とフェイクのパラレルワールドの中で、実際の世界がフェイクの世界に存在する長い時間を生きなければならない、そういう生き物なのだろうか?
SNSなどで主体的に情報を取りに行く人が増えれば、その人間の歴史における不毛な時間を短くすることができるのかも知れない。