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日中外相、尖閣めぐり応酬 王氏は漁船追尾正当化:時事ドットコム

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    この時期に中国外相が訪日したのは、米国新政権の対中政策が固まる前に、中国にとって有利な日中関係を築くためだと考えられます。
    王毅外相が習近平主席の訪日について触れなかったことは、中国が、トランプ政権下で求めたような日中の親密な関係を必ずしも追求するものではないことを示唆しています。
    強制と協調を使い分けるのは中国の伝統的な外交姿勢です。尖閣諸島周辺海域で日本の漁船が活動したことについてことさらに強い態度で批判したのは、中国国内に弱腰を見せられないという事情もあると考えられますが、日本に対するけん制でもあるでしょう。
    日中防衛当局間の海空連絡メカニズムに基づくホットラインについて、開設に向けた調整が進んでいますが、中国の目的は、米中や中台間で軍事的緊張が高まったり軍事衝突が起こった際に、日本が介入しないようにすることだと考えられます。意見交換の場でも中国側は、南シナ海でも米中が軍事衝突した際に日本が介入するのかどうかについて強い関心を持っていました。
    また、ホットラインの中国側に意思決定ができる人間が就くことは期待できません。現在の中国は習近平氏しか意思決定できない権力構造になっています。
    海空連絡メカニズムは、その内容によっては、日本が東シナ海等で生起する事象に関与しないことを保証するものになってしまう可能性があることを認識すべきだと思います。
    トランプ大統領が全面的に中国を押さえ込もうとしたために中国は日本との良好な関係を築く必要がありましたが、是々非々の政策をとり、また国防費も削減する可能性の高いバイデン政権が誕生したら、中国は日本に対して単純に友好的な態度だけを示すことはなくなるでしょう。
    中国の外交も、中国にとって有利な国際環境を構築することです。理想主義的に友好関係を求めると、中国に利用されるだけという結果になりかねません。日本も、自国にとって有利な国際環境を作るための日中関係とする必要があると思います。


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