ニコン、インテル集中がリスクに
日本経済新聞
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注目のコメント
ニコンは、売上高はずっと右肩下がりで、打開策も特に見えていないという状況です。
「ニコンの連結売上高は、21年3月期に4300億円と5年間でほぼ半減する見通し。5200億円あったカメラなどの映像部門が1400億円に落ち込むのが主因だ。21年3月期の営業損益は映像部門が450億円の赤字を見込んでいる。」
ちなみに、2013年の段階ではニコンの売上高は1兆円を超えていました。
来年は4300億円、会社の売上規模としては60%減、それが7年間で起きました。ポイントは7年間というところで1年や2年ではなくじわじわと悪化しているという点です。
それよりも前からカメラ事業が衰退期であることはわかっていたと思うのですが、この間一体どんな取り組みがあったのか、やろうと思ってもできなかったのか、やらなかったのか、大変気になります。おそらくやろうと思っても出来なかったのではないかと想像します。それはどうしてなのか、そこに対して何が必要なのか、焦らずに、しかし着実に手を打っていく必要があるでしょう。
おそらく今は、様々な場所での努力がバラバラになって噛み合っていない状況ではないかと想像します。
今日明日でどうこうなるわけではないでしょうが、今からでもイノベーションの推進を本格的に開始して、企業変革をしていかないとかなり厳しいのは間違いありません。
結果論ですが、この記事の社長のコメントが大変痛々しいです。この数年でのスマホのカメラの画像処理技術の進歩が著しかったという言い方もできるかも知れません。
https://newswitch.jp/p/3437