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コメント
注目のコメント
2010年に入社した時はまだアンダーセン時代の体育会カラーが残っていて、ここ数年の変化に元社員としてもいい意味で大変驚いています。
以前からアクセンチュアは戦略とシステムの両立を強く意識しており、昔叫ばれていたBI (Business Integration)のコンセプトやシックスバブルズ(戦略、ビジネスプロセス、行動、IT、組織、人材)のフレームワークはデジタルトランスフォーメーションの時代こそより意味を持つと思います。
以前のコメントでも書きましたが、ここまで規模を拡大すると人材育成はアクセンチュアに限らず課題でしょう。顧客のデジタル化支援にはスタートアップとの連携やオファリングへの組み込みもスコープに入ると思いますが、通常シリコンバレーの有力スタートアップとコンサルが交わることは稀です(投資家が経営支援しますし、通常コンサルとの多額契約は認めないでしょう)。 スタートアップのカルチャーやメカニズム、VCをはじめとした投資家との関係を踏まえて、コンサル、スタートアップ双方がどこまでの協業ができるのかは注目したいところです。※コンサルはトランスフォーメーションのプロであっても、必ずしもスタートアップ連携とのプロとは限りませんので。自分がいわゆる戦略コンサルを離れスタートアップに参画してから5年たっているので、直近の業界状況を把握できているわけではないのですが、身の回りのスタートアップ界隈で比較的著名な人(とくにテクノロジーサイドやデザイナー)がコンサル業界にジョインした(アクセンチュアに限らずですが)と言ったするようなニュースをここ最近きく気がします。
ここまでの規模になれば、人を集める側から刈られる側に移っていくはずで、その中でも人数規模が増えキーマンリテインができているというのが事実であれば、本当にすばらしいカルチャーができてきているのだろうなと思います。記事にある通り、多様性の担保はチームとしての能力、集団的知性を拡大するために、絶対的に重要なファクターです。一般的には勤務時間も含めて体力勝負になりがちだったコンサル業界もだいぶ変わっているんだな、と在職当時を思い出して若干羨ましくなりました。
それに加えて、コンサルあるあるではあるのですが、「クライアントワークである以上、直接戦略実行にまで関わり切れないもどかしさ」が常にあり、そういう人が起業なりスタートアップジョインを選ぶケースが多い(少なくとも身の回りでは)ように思います。
それに対して、総合コンサルである特徴を活かし、長期的にプロジェクトに深く関わることもできるし、逆にいろんなプロジェクトに出入りして幅を広げる事もできる、そういったキャリアオポチュニティの広さも、優秀な人材をひきつけている原動力のひとつなんだろうな、と記事を拝見して思いました。1冊の分厚い本を読んだくらいの学びがありました。「6年で3倍」の理由が少し分かったような気がしています。
・一番進化の激しいインダストリーにすべての産業が引っ張られる
・デジタルを本気でやろうと思うと、企業の集合知として、30種類ぐらいのスキル、ケイパビリティがいる
・女性や美大卒など多様な人材を採用することは、デザインの領域でも、エンドユーザーの心を掴む上でも、極めて大事
・異業種間でリスペクトし合うカルチャーを作らないとダメ
・DXを推進していくためには、多様性の確保が不可欠で、そのためには成功体験を持っている経営幹部の意識変革が必要
・今のトレンドに100パーセントは染まらないようにする
・常に新しい領域を開発する人を配置して様々なやり方で育成することが重要
※追記※
「6年で3倍」ほどに規模を急激に大きくすると、それまでのカルチャーと新しい価値観が同居するので、確実に誰にとっても「異文化」に変わります。人を大量に採用すること自体はそんなに難しくないのですが、大変なのはその後。その基盤作りに工夫がないと、あっと言う間に崩れてしまうので、さすが様々な工夫をされているのだなと、非常に勉強になりました。
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