「総会は穏便に滞りなく。経営者の腰が引けている」
週刊東洋経済プラス
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注目のコメント
株主と企業の対話を促す一番ドラスティックなアイデアとして挙げられている「取締役選任議案を株主にしか提案できないように法律を変えること」という指摘、考えさせられます。
株主総会に議案としてかけられる役員の選任案が、当事者である取締役自身から構成される取締役会であるというプロセス上、個々の取締役は株主からではなく、取締役会の中心メンバー(通常は会長や社長)に選ばれていると錯覚してしまうのは自然なことでしょう。こうしたプロセスが役会の意思決定を歪めるケースはままあるだろうとは思います。
この点、本稿の松本さんのご指摘は、即座の実現可能性はともかくとして、多くの経営者、役会当事者にとっては耳の痛い指摘だと思います。