バーコードに代わるDNAタグ、美術品や投票用紙への応用も 米研究
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DNAタグは作成と改ざんが困難でしたが,同時に読み取りにもコストがかかるものでしたが,ナノポアシーケンサー (Oxford Nanopore Technology) を用いることで読み取り部分を安価に手軽にできるようになるという話ですね。
しかし,DNAタグを読み取り可能な状態で保存しないとタグとして使用できないので,結局その部分にコストがかかりそうです。
記事ではDNAタグを再水和したのち配列を読み取るとありますが,水で流れてタグが破壊されないような工夫も考えないといけませんね。
注目のコメント
おもしろい。DNAという物質を情報記憶の媒体として利用する考え方は以前から研究されていますが、今回のように超低コストで生産・携帯ナノポアで読み取りが可能になると、実用化が現実的になりますね。
興味深いですね.例えば,物品のトレーサビリティ管理にブロックチェーンを使うという構想が挙げられている.ブロックチェーンは改竄が困難という特徴を持つものの,フィジカルの物体の識別にバーコードや ICタグを使った場合,脱落や損傷,悪意を持って付け替えられたりすることも考えられ,ブロックチェーン活用の効果が劣る可能性がある.剥がせないタグ,改竄できないタグ,物体が切り取られたり変形させられたら記録が残るタグ.そんなものができないですかね.