2020/11/11

【決算まとめ】外食2強、マックとスタバから見る「世界の回復」

Oh Tesun

NewsPicks 金融ジャーナリスト

世界の外食・飲食産業は、新型コロナウイルスの影響をどの程度受けて、どう回復しているのか。

世界の外食市場で時価総額が圧倒的に大きいのは、マクドナルドとスターバックスの2社だ。

その両社の四半期決算が、アメリカ時間の11月9日に発表したマクドナルドの第3四半期（2020年7〜9月）で出そろった。

新型コロナで大きな影響を受けた業績は、今後どうなっていくのか。最新の決算データから考えてみよう。

INDEX
☑️マックを回復させた「3つのD」
☑️日米で「コロナ前超え」のマック
☑️スタバは米国で「想定以上の回復」
☑️マックの時価総額は16兆円に

マックを回復させた「3つのD」

コメント

注目のコメント

• 里見 陵

  UCCジャパン 執行役員 サステナビリティ経営推進本部長

  ・2020年11月11日

  特にマクドナルドさんの強さが際立ちますね。すごい！
  
  「デリバリー、ドライブ・スルー、デジタルの『3つのD』によって、グローバルで売り上げ増減率を回復させることができた」
  
  ここに集約されていると思います。元々しっかりと投資されてきたことも大きいですが、店舗設計（特にレジ周り）を継続的に見直されているのが素晴らしいと思います。（ウーバーイーツなどの）配達員さんの導線確保なんかは本当に大事になったと思います。
• Oh Tesun

  NewsPicks 金融ジャーナリスト

  ・2020年11月11日

  外食の2強、マクドナルドとスターバックスの決算をまとめました。
  マクドナルドは米国でのラッパーのTravis Scottとのコラボやスパイシーチキンナゲットの限定販売で売り上げが伸びています。
  一方の、スタバは中国でモバイル注文専門店舗の「Starbucks Now」を含めた店舗の出店を加速させています。
  ワクチンへの期待が高まるなかで、今までコロナで打撃を受けてきた外食銘柄の今後は面白くなりそうです。
• 川端 隆史

  ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

  ・2020年11月11日

  記事がよくまとまっているので、なるほどーと読みました。おまけ情報をつけておくと、シンガポールのマクドナルドが今やっている「北海道サーモンバーガー」は美味しいです。
  
  https://www.mcdonalds.com.sg/hokkaido/