マイナンバーカード スマホへの機能搭載を検討へ 武田総務相
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検討メンバーです。検討事項は大きく二つあります。一つは、公的個人認証サービス、すなわちサイバー空間における「私は誰です」いわゆるeKYCをスマートフォンに搭載すること、もう一つは、そのeKYCと紐づいた民間IDの利活用です。
後者はあまり注目されていませんが、ポテンシャルは大きいと考えています。KYCが無かったり、信頼性が低いデジタルサービスは数多くあります。結果、なりすましや不正利用が増えています。海外でも同様の課題があります。ここでイノベーションを起こせればと思っています。
あと、個人的には「マイナンバーカード」という呼び名を変えた方がいいと思いますね。アナログに置き換えると「ハンコを持つと管理される」「ハンコがあるのは管理社会だ」という誤解が今もあります。ちなみに、マイナンバーで個人情報が一元管理される、というのも誤解なので、二重の誤解です。マイナンバーが普及しきっているノルウェーですが、そういえば物理的な「カード」は持っていません。でも、別にスマホにカードが入っているわけでもないですが、銀行口座とがっちりリンクしているので認証のセキュリティは高い(スマホでデジタル認証、生体認証も可)のと、身分証明にも使う運転免許証はデジタル化されたので、確かにスマホを持っていれば用は足ります。マイナンバー自体は暗記してますけど。
マイナンバーカードの普及は、①暗証番号でなく生体認証、②物理的なカードでなくスマホへの搭載が鍵を握ると思う。
この二つがクリアされれば爆発的に普及するはずです。
検討会の詳細は↓で公開されています。
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000286.html