2020/11/7
【読書】どんな人をリーダーに選ぶと「危険」なのか?
NewsPicks編集部が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、話題の書籍の要約をお届けする連載「10分読書」。今回は『危険人物をリーダーに選ばないためにできること』(プレジデント社)だ。
ぜひ、週末のひとときで新たな知識を手に入れてほしい。(4488文字)
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いかにして暴政を防ぐか、独裁者を生まないか?(曲がりなりにも民主主義国家のトップですので、トランプの政治手法が暴政、トランプは独裁者ということではないですが。。)というテーマは政治学でも重要な領域で、いくつも興味深い本が出ています。
例えば「独裁者のためのハンドブック」(アラスター・スミス等)では、権力基盤のあり方に注目して、独裁者がいかにして生まれるか?、権力を拡大していくか?を分析しています。
※おふざけ的なタイトルですが、大学院でも読まされたしっかりした本です
「暴政」(ティモシー・スナイダー)ではファシズムや共産主義のケーススタディとし、圧政からいかに抗うかをエッセイ的に記載しています。
トランプの評価は様々でしょうが、記事で紹介されている切り口含め、今後より政治学者のアカデミックな研究対象になっていくのではないでしょうか?
トランプさんがナルシストでソシオパスだ、ヒトラーと同じだ、社会の対立構造を際立たせた、とこの本の著者は言いたかったのでしょう。その通りかもしれません。しかしそれも時代のなせるワザ。一時的にせよ、そういうリーダーを米国が求めていたのでしょう。
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