日本の失われた30年を変えるのはVC―、先駆者・赤浦氏が語る独立系VCの歴史と未来
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注目のコメント
記事中でも少し触れられていますが、アメリカ経済におけるVCの役割は非常に大きいです。カウフマン財団の調査によれば、1977年以降に産み出された2500万の純雇用の大半がVCに支援されたスタートアップの貢献によるものというデータもあります。
日本のイノベーションを強固なものとするにはVC産業の拡大と成熟は必須だと思いまず。また数多くのVC関係者の方々が業界の活性化のためご尽力されていると認識しています。一方でファンドフォーメーション、投資先の評価法(公正評価の実施等)、キャピタリストの教育などグローバルと差があるのも事実ではないでしょうか。鶏と卵な側面はありますが、VCがレベルアップすることで、機関投資家からしっかりとした投資を受けられ、スタートアップに対してもよりディシプリンをもった継続的な投資が行える土壌が高まるはずです。
アメリカ拠点のVCに身をおいてはいますが、様々な形で業界の拡大と成熟に寄与できれば幸いです。上場準備(上場後も含めてですが)では様々な不測の事態が発生します。私はドラマと呼んでいるのですが、各社各様のドラマがあって興味深いですし、一緒に乗り越える度に社内外の関係は強くなります。
以下、抜粋ですが、熱い話
勝手にしろと言われたので勝手にジャフコを辞めて、その後は毎週サイボウズ本社のある大阪に東京から通って必死でやりました。懇意の監査法人の先生に頼んで、その先生のチームと社長と私で上場準備をやりました。赤浦さんのインタビュー。投資家としてずっと最前線で張り続けているだけに、その言葉には迫力と自負と責任を感じる。
この中でNTVPの村口さんがアメリカに行って言われた「あなたが会社員であるなら、それはベンチャーキャピタリストとは言えませんね」という言葉を、自分は深く受け止めておきたい。