携帯2社、5G投資4兆円 今後10年の国内景気けん引
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記事内に書かれていないので推測ですが、基地局の数からしてサブ6ではなく28GHz帯と言われるミリ波帯の方へ投資していく、ということだと考えられます。
その理由は電波の届く範囲で、現行の4Gを利用したサブ6GHz帯は数百メートルをカバーできるのに対して、ミリ波帯は数十メートルとなります。なので物理的に桁を一つ増えた数のアンテナが必要になります。
一方で、携帯電話でミリ波帯を使ってサービスを提供されることは、今の所見えていないのも現状です(将来はわかりませんが)
携帯ユーザーが全国どこでもミリ波帯を使える必要性を、ビジネス面でカバーできるサービスを作らないといけないですね。
あと、かなり誤解されている5Gのお話。「超高速」と「多数接続」は相対する要求事項のため、2つの特徴を同時に満たすことはないですよ(多数同時に高速で通信はできない)5Gが4Gまでと決定的に違うのは、単なる音声データ通信の基盤ではなく、IoTの基盤としての位置付けが大きいと言うこと。
4G以前でもシステム障害が度々報道されていましたが、これまでは単にインターネットにつながらない、電話できないと言う障害でしたが、今後はインフラにIoTで入ることでより通信障害のリスクが大きくなることが懸念されます。しっかりと必要な投資を各社にはして欲しいところ。
なお、投資額は4Gよりも大きくなることが想定されていますが、各社の取り組みの差が大きく、投資額も大手三社で大きく異なる点も注目です。ドコモが一番投資額大きくなることが想定されています。
出来上がった通信インフラの品質、各社のサービスの多様化、にこれまで以上に差がでてくるとユーザーとしてもありがたいですし、そうなることを期待しています。これが先端技術投資の難しいところ。10年後には、今の最先端が最先端であるとは限らないため、6Gなどにも並行して投資しておきたいでしょう… ソフトバンクなどは既に債務も巨額になっているだけに、ワイズ・スペンディングが極めて重要。どのような配分で投資していくのかが注目されます。