中国、35年に経済規模倍増 長期目標で米国逆転視野
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アメリカは大統領選の真っ只中ですが、どちらになろうと米中対立は激しさを増すだろう。バイデンになったら融和するだろうというのは、長期的な視点に欠けている。
これを歴史的に説明する仮説が「ツキュディデスの罠」です。
台頭する国家は自国の権利を強く意識し 、より大きな影響力 (利益 )と敬意 (名誉 )を求めるようになる 。チャレンジャ ーに直面した既存の大国は状況を恐れ 、不安になり 、守りを固める」
これがグレアム ・アリソン 、ハ ーバ ード大学 (政治学 )教授が提示する仮説 、 「ツキュディデスの罠 」です 。歴史家の父とされる古代ギリシャのツキュディデスはその著作 『戦史 』の中で 、覇権国スパルタに対する勃興国アテネの挑戦を描きましたが 、世界史の中ではその後も同じような勃興国が何度も覇権国に挑戦しています 。
1870年普仏戦争:台頭するプロイセン(独)にフランスはGDPで抜かれる
1914年第一次世界大戦:急速に工業化するドイツにイギリスが抜かれる
この記事によると2030年代に中国とアメリカが拮抗するという・・・2021年から2025年までの五か年計画、
2035年までの十五年中長期計画、
2049年まで人民共和国設立100年までの長期計画など、
中国は依然として計画を重要視する。
これでは経済発展の展望がある程度できる。
まったく市場に任せて自由放任の資本主義と一線を画して、
中国独自の、計画性のある発展を描く。
自由主義の不確実性より、中国のやり方はかなり展望でき、確実だと思われる。
常に五年計画で路線を修正し、指導者も十年で交代して、どんどん若く、やる気のある政治家が登場してくるだろう。
日本などの国とはかなり違う。