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コンビニ 食品ロス削減に電子タグ 消費期限迫ると自動で値下げ

NHKニュース
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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    実証されているコンビニに行ってきました。
    1) 対象商品は品出しのタイミングによって3つの色に区分されており、廃棄の3時間程前からポイント付与対象となる(電子掲示板で割引率等を確認)。
    2) ポイント付与となるタイミングで購入したら、レシートとラベルをアプリで撮影してポイントを申請する(dアカウントが必要)
    3) ためたポイントをdポイントなどのポイントに交換する。

    つまり購入者がすべきは、①対象商品と割引タイミングを掲示で確認、②アプリをダウンロード、➂dアカウントの申込、➂レシートとラベルをアプリで撮影してポイント申請、④たまったポイントを確認、好きなポイントに交換。という複雑な作業のようでした。

    これまでセブンイレブンがnanacoポイント、ローソンがPonta会員・dポイント会員向けに取り組んでいた、時間経過ごとに値引きシールを貼っていくやり方を、もう少しデジタル化したものと言えそう。食品ロス対策というよりも、省力化とポイントカードマーケティングがメインのようだという印象を持つ方も多いかもしれません。

    小売の食品ロス対策で有名なのは、オランダの大手スーパーマーケットのアルバートハインの取り組みです。賞味期限、気候、立地、在庫、過去の販売履歴等の情報を考慮して価格を決め、電子値札に通常の価格と割引後の価格の2パターンの価格を表示させるダイナミックプライシングを実施しています。
    日本でも、食品ロス削減を目的とした電子タグが出てきたようです。こういった、生活者が課題解決へのアプローチを感覚的に行いやすい仕組みを試行していくことも必要だと感じています。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000056292.html

    今日も位置情報と購買履歴によってスマホに値引き情報を通知するローソンの取り組みが紹介されていましたが、今はコンビニの構造改革に向けた試行錯誤期ですね(https://dot.asahi.com/aera/2020110200005.html?page=1)。
    これまで持続可能とは言い難く、大量廃棄の象徴であったコンビニが、その在り方を見直すこと自体は歓迎すべきことだと思います。より良い方向となるよう、実証中に率直な意見を上げていくことが必要ではないでしょうか。


注目のコメント

  • スタヴァンゲル大学 教授

    とてもいい試みとは思うのですが、食品ロスの観点からは、まずもってそこまでの品揃えが本当に必要なのかも合わせて考えていただきたいです。消費者としては、もちろん品揃えが豊富で自分のニーズにピンポイントでヒットする商品が見つかるのは喜ばしいこととは思います。しかし、その裏に食品ロスをはじめとする様々な社会的コストがかかっています。日本の消費者は、便利さに気をとられすぎて、そういった隠れたコストに少し鈍感な気がします。


  • 大学1,2年生で食品ロスを学んでいました。

    こうした取組が企業の側から出てくるのはとても嬉しいですが、まだまだ安心できないと思っています。
    確かに事業系食品ロス(=製造+卸+小売+外食)が全体に占める割合は多く、年間612万tの廃棄のうち54%が事業系のものです。しかし、コンビニを含む小売業から出ている廃棄は64万tと全体の約10%にすぎません。
    (参考:農林水産省「食品ロスとは」https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/161227_4.html)

    64万tも相当な量ですから、これが解消に向かうのはいいことですが、もっと取り組めることはあると思っています。

    一つは食品業界全体にしみついている商習慣です。有名なものに「3分の1ルール」というものがあります。商品の製造日から賞味期限までの期間を3つに区切り、1つ目までに納品を、2つ目までに販売を完了させなければならない、間に合わないものは廃棄しなければならない、といった内容のものですが、これは法律でも何でもなく、「その方がいいだろう」というようなものです。テクノロジーによる解決も有効ですが、より抜本的な解決はこうした意識の変革だと思います。
    (参考:朝日新聞「賞味期限の『3分の1ルール』見直して減らす食品ロス」https://www.asahi.com/articles/ASL9Z5WBJL9ZULFA009.html)

    そしてもう一つは、何よりぼくたち自身の日々の食生活でなるべく残さないよう気をつけることです。上の農水省の調査で事業系食品ロス54%と述べましたが、残る46%は家庭からの食品ロスです。「冷蔵庫内で腐らせてしまった、賞味期限が切れてしまった、作りすぎて残してしまった…」など。量は出ないので気づきにくいかもしれませんが、年間612万tの食品ロスは日本人全員が毎日お茶碗1杯のご飯(約150g)を捨てていれば出てしまう数字です。
    一人一人が少しだけ気をつけるというのが、何より効果が大きく、そして何より難しい方法だと思います。今日の晩ご飯はぜひ、空っぽの食器でごちそうさまをしてみてください。


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    世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

    食品ロスは本当に大きな課題です。世界の飢餓人口が11人当り1人と言われている一方で食品は1/3が廃棄されているので、このギャップをなんとか埋められれば数字上、飢餓は撲滅できます。勿論、輸送の問題もあり簡単な問題ではないですが記事の様な取り組みが全世界的に広がれば可能性は高まると思いますので好事例として発信していって欲しいです。
    またこの取り組みは社会貢献だけではなく、ロスが減れば企業も利益率が上がるので企業の目的とSDGが合致している分野でもあり、インセンティブもあります。


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