大塚家具、久美子社長が12月1日付で辞任 ヤマダ出身三嶋会長兼務へ
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この人に関しては、よく頑張りましたねという以外の感想を持ち得ません。
お家騒動と揶揄されながら、また父のみならず残留する反対派を巻き込みながらも存続のための改革を唱え、超強力な外資の波や、日本の住環境の変化になんとか対抗して雇用を継続し、決算書を誰がみてももう長くは持たないと思われた中での逆転のヤマダ合流。
ずーっと戦争だったでしょう。
一息ついて良いと思います。お疲れ様でした!!
注目のコメント
ヤマダ電機の売り場に大塚家具の売り場が出てきています。これを相乗効果と言っているのだと思いますが、ヤマダ側から見た投資対効果はどうなのだろう。
51%取得による金額は41億円。池袋では今まで電気製品やその他を売っていた場所で家具を売っています。シナジーは坪あたりの売上効率ということになる。大塚側は販売面積が増えるから業績回復は順当。ヤマダ側から見ると家電を売った方がいいのか、家具を売った方がいいのか?大塚久美子社長とは昨年夏の業界団体のイベントでご一緒しました。
伝統的な産地の家具の製造業界と、大規模店舗を構え仕入れの目利きと営業力で勝負する家具の小売り業界は、家具版SPAというべきニトリの攻勢に押されて完全にじり貧状態になっています。久美子社長はその業界団体のアイドル的存在でした。なんとか大塚家具が復活を遂げてもらって、その下にぶら下がるサプライチェーンを救う救世主に、的なイメージでした。
コロナ巣ごもりの影響でソファーなどの高額家具が売れ家具業界は比較的業績がいいはずですが、大塚家具がヤマダ電機の傘下に入り、島忠が今TOB合戦の中ニトリが触手を伸ばしている、ということは、「売り方」をめぐる大きな変化が押し寄せているということだと思います。