コロナ禍の今、ユニクロ柳井正社長は何を語ったのか?【質疑応答編】ファストリ2020年8月期決算会見(松下久美)
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注目のコメント
前回に続く、ユニクロ柳井正社長のQ&A、松下久美さんがすっきりまとめてくださっています。
・成長のもとは、人口の半分以上を占めつつあるアジアへ移る。現代文明、近代文明、欧米とアジアが連携していくことが大切になるが、そのような時代の中でユニクロのポジションは世界最高。
・ビジネスにとって今は国境なし。
・何のために仕事をしているのか、だれのための企業なのか、伝えていくことが大切。ユニクロはMade for All, Lifewear. 個人のエゴではなく、人のために服を作っている。
前回も感じましたが、企業の理念、何のための仕事をするのかというヴィジョンを、世界における自社の立ち位置とともに明快に語っています。自社PRに終わらず、業績がともなっているトップリーダーのことば。業界を超えてインスピレーションと希望を与える態度は、不安な時代だからこそ一層頼もしく感じられます。