アルメニアとアゼルバイジャン、米仲介で今月3度目の停戦合意
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過去2回の停戦はいずれも発効後数分で戦闘が再開されました。
今回はアメリカの仲介というあたりが前2回とは異なりますが、案の定発効5分で戦闘が再開されたようです。
アゼルバイジャン軍はアルメニア本国とナゴルノカラバフを結ぶほぼ唯一の補給線、ラチン回廊の入り口付近まですでに到達しているようで、ここを落とすまでは戦いを辞めないでしょうし、アルメニア側も何がなんでもここだけは死守しようと総力を上げることはほぼ確実です。
ラチン回廊の戦いが今回の紛争の天王山となるでしょう。報道が少な過ぎる.
無人兵器,ナショナリズムを煽る政治の危険性,SNSによる敵愾心の無限生成…ポジティブな話題では無いが,重要な示唆を与えてくれるのは間違いない.
「軍靴の音が聞こえてくる…」だの宣う前に,実際に起こっている事実を直視して,参考にするのが先だと思う.かつてはソ連が両国の「親玉」でした。
キリスト教のアルメニア、イスラム教のアゼルバイジャンと、宗教は違えどソ連の元に結集していました。
しかし、ソ連が崩壊してからは、宗教的対立が続いています。
最大の原因は、アゼルバイジャンの中に、アルメニアの飛び地があることです。
これがナゴルノ・カラバフ自治州です。
ここは両国民が入り混じっているので、大規模な衝突に発展しています。
停戦が失敗したロシアとしては、面白くない話ですね。
もしアメリカの仲介で停戦が成功すれば、メンツが潰れます。
トランプとしては、手柄にしたい思いもあるのでしょうか。
散々宗教対立をしてきたイスラエルが、国益重視でUAEやバーレーン、スーダンと国交樹立をした一方で、
国益重視で合致していた国が、再び宗教対立を起こす…中東はよくわからん地域です。
報道機関もなかなか入れないようで、ここの情報は貴重ですね。