核廃絶の法的基盤に=禁止条約、年明けに発効
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注目のコメント
核兵器は当面なくならないでしょうし核抑止は安全保障の基盤ではあり続けるでしょうが、それが決して望ましいことではない、という点は常に頭に置いておくべきだと思います。
核兵器の存在はやはり危険で、これからも制御しきれるかどうかは分からない、だから何とか減らしていこう。という議論はアメリカの安全保障専門家の間でも真面目に語られている訳で(たとえばペリー元国防長官が提案する、ICBMを全廃して潜水艦と爆撃機の搭載核だけで抑止に限った核戦略を採用する案)日本も思考実験として真面目に考えてもよいでしょう。
その結果はおそらく「当面、アメリカの拡大抑止に頼る他ない」となる筈ですが、それを惰性でやるのか、一度考え抜いた末にやるのかでは先行きが随分変わってくるのではないでしょうか。